読者の感想(サクラさんより)「瑠花を中心としたメインテーマも魅力的だけど、この作品で織りなされるヒューマン・サイドストーリーが大好きです。佐々山は人を傷つけ、自らも相当痛い目に遭うことで、人間らしさを獲得したのだと思います。それに比べて実の父は情けない。期待の子供でかわいがっていたのに、佐々山の人生が転落すると親子の絆を切るという冷酷さはもうひどいよ。けれど、佐々山の方は、この父の人間性を完全に上回り、圭太との間に、父子を超えた情をつないだのでは──と。そう考えると、心を震わせずはいられなくなる。うぅ……



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滋賀大津市の佐々山家

佐々山 安正(ささやま やすまさ):

佐々山将史の父。滋賀県で妻とともに暮らす。幼少期から利発だった将史は自慢の息子だったが、斡旋収賄罪で逮捕された時に、親子の縁を切る。息子同様に、狂暴な面があるが、一線までは超えない、どうにか正常の部類に属する人間。

 

安正の妻:

夫同様に、一人息子に裏切られた気持ちが強く、二度と息子とは会いたくないと思っている。



佐々山将史
(ささやま まさし)


滋賀県の大津市で幼少期を暮らす。賢く運動神経が良く、クラスの人気者。議論好きで喧嘩も強い。常にリーダーシップを発揮するタイプで、学級委員、生徒会会長選挙で負け知らず。
滋賀県立膳所高等学校を卒業し、早稲田大学政治経済学部政治学科に。東京大学も受験するが、この時食中毒にかかり、受験できず入院。学生時代の唯一の挫折が、東大の非受験。早稲田の雄弁部の先輩に当たるのが、桃村総一郎(当時北条総一郎)。彼に憧れ、議員秘書を経て政治家になろうと決意。

 佐々山少年


『パウロの後継(完全版)~悲しみの人はルカに問う~』本編にて、佐々山将史の父安正が登場。









佐々山将史の若かりし時代については、『怪物レヴィアタンは水のある場所~パウロの宿命~』に描かれています。彼がダークサイドに落ちていく場面もここにあります。なぜ佐々山は暗黒面に入っていくのか……



坂本ルカを中心に描いた作品なら……