読者の感想(チョモランマさん)「人間の気持ちを無視して話を展開させる小説が多いけど、この作品は、一人一人の心が細かい。それぞれがちゃんと生きていて、哲学を持っているんだよね。だから人間一人一人の気持ちに、ストーリーの方が振り回されていくところが、面白いし、斬新だなと。瑠花、佐々山、オスマンの心情にはぐっと来ました、はい」


 


『パウロの後継完全版~悲しみの人はルカに問う~』
主な登場人物

坂本瑠花(さかもとるか):主人公。13歳の少女。伝説の狙撃手パウロの下で生活。自分の正体が、『栄京大学教授一家殺害拉致事件』で行方不明になった南森小百合ではないかと気づき始める。パウロから譲り受けた自動拳銃シグP225が親友。ファミリーに直樹が加わることで、パウロの後継者の立場を譲ることに。
ルカ無題22

パウロ:日系リベリア人。生まれた時からメラニン色素が少ないため、髪は銀色で、赤銅色の目をしている。伝説の狙撃手。リベリアで暮らしていた時代、当時の大統領マイケル・ソウを狙撃したといわれている。

宇佐美直樹(うさみなおき):パウロの後継者として、英才教育を受けてきた天才狙撃手。パウロから離れ暴走し、狙撃事件を起こし始める。

ヘレナ・モリス:リベリアの英雄リチャード・ターナーに心酔していたが、故郷を捨て日本へ。かつてリベリア随一の美女といわれたが、すっかり年をとり、ビッグママと呼ばれるような容姿に。瑠花にとっては母親のような存在。ある時からパウロと仲たがいし、4人のファミリーは分裂状態に。