本貴田英工の『パウロの後継』かく語る

本貴田英工(週刊ストーリーランド元作家&アドバイザー)のオフィシャルblog 『パウロの後継』シリーズについて、夢中になって語ります。 読者情報満載!

滝崎家

読者の感想(マメコさんより)「滝崎家の物語が好き。幼少期の良輔を養子として引き取った後が切なすぎ。良輔のことを思い過ぎて、涙ボロボロの滝崎ママの気持ちわかる。良輔の恋人雪絵が、良輔に「死んじゃ嫌だよ」というシーンもジーン!



 

前回は、パウロファミリー紹介をしましたが、今回は、滝崎家の紹介です。

 

滝崎家の二階家があるのは、足立区竹ノ塚(最寄駅は東武伊勢崎線の竹ノ塚駅)。良輔が高1の時よりここに暮らす。

地図 


竹ノ塚駅 名称未設定33


 

滝崎利雄:

千代田署のベテラン刑事。階級は警部補。かつて部下だった藤原管理官に尊敬されている人物。『船橋市長狙撃殺害事件』特別合同捜査本部の捜査員として、パウロ(鷲田勝彦)の取調を行う。

ところが、パウロのアリバイを認めざるをえず、釈放を余儀なくされる。

12
年前に阿佐ヶ谷で起きた『栄京大学教授一家殺害拉致事件』では、初動捜査の一員として捜査に加わり、被害者家族の長男南森良輔の第一発見者となる。

 

滝崎里代:

夫を献身的に支える良妻。料理が得意。ちらっとのぞく上の八重歯がチャームポイントで、いつも愛くるしい笑顔を絶やさない。

しかし、本当は、夫との間に子ができなかったことが彼女にとっての最大の苦しみ。養子として良輔を迎え入れて以来、心底良輔を愛し続けている反面、実の母ではないことへのわだかまりを解消できずにいる。


 

滝崎良輔:

『栄京大学教授一家殺害拉致事件』の家族で、唯一保護された長男。児童養護施設にいた時代もあったが、滝崎家の養子となる。現在は新生新聞社の記者。『船橋市長狙撃殺人事件』が発生して以来、なぜかPTSDの症状が悪化し、フラッシュバックに悩まされる。

恋人の四宮雪絵には、「新聞記者になったのは、12年前の事件の真相を明らかにし、行方不明の妹小百合を救出したいからではないか」と見透かされていた。

そして彼女に告白された言葉が胸に突き刺さる。「
あなたの全部を知りたいだなんて絶対に言わない。過去のあなたがどんな人間なのか求めない。隠し事くらいあっていいよ。けど──死んじゃ嫌だよ。私一人残して

 
 

そして、こちらが、滝崎家の定番メニュー「キャベツの味噌汁」です。


味噌汁pic16_4

後に、瑠花も滝崎家秘伝の「キャベツの味噌汁」を食べることになりますが、その意味とは?






読者の感想(まだ小4さん)「フリガナがふっているので読みやすい。ルカは弱いけど、いつも全力なのが好き。あっという間に読み終えた。事件の謎についてよく理解できていないところがあるので、もう一回読みなおしたい」


 

パウロの後継 主な登場人物

読者の感想(チョモランマさん)「人間の気持ちを無視して話を展開させる小説が多いけど、この作品は、一人一人の心が細かい。それぞれがちゃんと生きていて、哲学を持っているんだよね。だから人間一人一人の気持ちに、ストーリーの方が振り回されていくところが、面白いし、斬新だなと。瑠花、佐々山、オスマンの心情にはぐっと来ました、はい」


 


『パウロの後継完全版~悲しみの人はルカに問う~』
主な登場人物

坂本瑠花(さかもとるか):主人公。13歳の少女。伝説の狙撃手パウロの下で生活。自分の正体が、『栄京大学教授一家殺害拉致事件』で行方不明になった南森小百合ではないかと気づき始める。パウロから譲り受けた自動拳銃シグP225が親友。ファミリーに直樹が加わることで、パウロの後継者の立場を譲ることに。
ルカ無題22

パウロ:日系リベリア人。生まれた時からメラニン色素が少ないため、髪は銀色で、赤銅色の目をしている。伝説の狙撃手。リベリアで暮らしていた時代、当時の大統領マイケル・ソウを狙撃したといわれている。

宇佐美直樹(うさみなおき):パウロの後継者として、英才教育を受けてきた天才狙撃手。パウロから離れ暴走し、狙撃事件を起こし始める。

ヘレナ・モリス:リベリアの英雄リチャード・ターナーに心酔していたが、故郷を捨て日本へ。かつてリベリア随一の美女といわれたが、すっかり年をとり、ビッグママと呼ばれるような容姿に。瑠花にとっては母親のような存在。ある時からパウロと仲たがいし、4人のファミリーは分裂状態に。







始まりは本郷通り

読者の感想(青ハナさんより)『第四章:人々に見捨てられた悲しみの人は、多くの苦しみを知っていた(イザヤ書 第五十三章第三節より)』が最高の見せ場です! 真犯人が明らかになった瞬間、鳥肌が。悲しみの人かわいそすぎる。


『パウロの後継完全版~悲しみの人はルカに問う』の最初の舞台は、本郷通りです。

 次のように始まります。
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序章  一匹の迷える子羊を、あなたは捜さないというのか(ルカによる福音書 第十五章第四節より)

二〇〇五年三月一日

 その少年は、
本郷通りの上り坂を足早に歩いていた。目測なら、後百メートルほど進めばよいだろうか。このまま坂を上り切れば、JR御茶ノ水駅へ到着する。痛いくらいに、ギターケースのベルトを右肩に食い込ませ、決して視線を上げることがない。
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 実際の舞台は、次のような場所(お茶の水の本郷通り)です。

本郷通りDSCN01461

 これをもう少し進むと、ニコライ堂が見えます。ラストシーンで、坂本ルカが、同じ場所に訪れます。その際、ニコライ堂の十字架が、ルカの視野に入る描写がありますが、ファーストシーンで本郷通りを歩く宇佐美直樹は、十字架に気づきません。

 ──というように、故意に二人に見えているものを書き分け、その行く末の差異を暗示させました。

本郷通りDSCN0402








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本貴田英工(ホンキダエイク)と申します。
日本テレビ系列放映の『週刊ストーリーランド』にて
作家とアドバイザーの仕事をしていました。
詳しくは、こちらまで。


 

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